読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ニートにとって交通量調査のバイトは闇が深かった話

バイトと副業 日雇い 日常

どーも、ニートです。

 

先日、ニートは交通量調査のバイトに参加してきました。短期のバイトの中でも、「交通量調査のバイトは楽で人気」と聞いたので、とりあえずその内容ぐらいは把握しておきたいと思ったからです。

 

このバイトはショットワークスで見つけてきました。

 

今回ニートが参加したのは、12時間で1万円(4時間休憩を含む)という一般的なタイプの交通量調査。ただ、そのバイト体験がニートにはちょっと衝撃だったので、ダイジェスト形式でご紹介したいと思います。

 

某日AM:00:00集合

調査は1時間半ほど車で移動したところで行われるということで、送迎のサービスがあると言われ、名古屋の某所に集合。夜の散歩が好きなニートはこれからのバイトに期待と胸をふくらませ、夜空を見上げながら現地へ向かう。

 

現地ではニートが一番乗り。30分前集合は早すぎたかもしれない。時間が経つと、次第に他の参加者がぞろぞろと集まり始める。いつも思うけれど、短期のバイトの人たちって長期のバイトの人たちとまとっている空気が違って怖い。

 

点呼が終わると、運転手も含め8人が中型のバンに詰め込まれる。車中はヒザを折りたたまなければ座れないほど狭く、「送迎」というよりは、「輸送」されている感覚に近かった。脳内BGMはもちろん「ドナドナ」。作業車なので揺れがひどく、お尻が痛かったのはご愛嬌。

 

AM:1:30現地待機

現地でAM5:30まで車中待機を申し付けられる。「ヒザもまともに折れないこの状態で!?」と衝撃が走ったが、他の人たちは慣れている模様。とは言っても、眠れているわけではない。ずっと8人の男女がもぞもぞと動きながら、楽な姿勢を探す作業が始まる。男女と言っても、全く嬉しくはなく、むしろ早く離れたいという思いが湧いてきた。

 

「外に出ても良い」ということだったので、ニートは3kmほど歩いてマックに向かい、そこで電子書籍を読みながら過ごした。他の参加者たちとは一夜限りの関係(意味深ではない)とはいえ、あの箱詰めの空気の中にいると息がつまりそうだった。

 

f:id:nyarumeku:20141029094756j:plain

 

ニートはマックがあまり好きではないし、他の席では学生らしき子らが騒いでいるしで、人が過ごす環境としては良好とは言えないはずなのに、なぜかこの時に食べたハンバーガーがすごく美味しく、ニートが昔泊まった最高級ホテル並みに快適に感じたのを覚えている。

 

AM:5:30作業場所に配置

f:id:nyarumeku:20141029094816j:plain

 

朝、バンに戻ってくると、ほとんどの人がまだ動いていたのが目についた。まさかとは思うが、彼らはずっと眠れず、4時間もあの狭い車中で過ごしていたのだろうか。彼らもこの状況には慣れていても、環境に慣れていたわけではなかったらしい。ぞっとしない。

 

作業開始は7:00からだが、作業場所への集合は5:30だった。一応、ニートは作業が初めてで、面接・研修も無しということで、作業説明のための1時間半かと思いきや、「他の参加者から説明を聞いて」と一言告げられ、現地へ置いていかれる。

 

メンバーは、ニート、プロ、ヤンキーの三人。なぜプロかというと、ニートとヤンキーに対する説明がすごく丁寧で、会社から一切の説明を受けていないのにテキパキと作業していたから。ヤンキーは金髪で白いジャケットだったから。こんなファッションをするのはヤンキーかホストくらいのものだ。

 

結局、説明自体は10分ほどで終わり「私がここに居るから君たちは作業開始までゆっくりしてきなよ」と、プロが仰ってくれたが、さすがに申し訳なかったので、プロと現地で談笑。交通量調査とはなんたるかについて教えてもらった。ヤンキーはコンビニへ入って行った。彼のホームポジションだ。

 

AM:7:00~PM:7:00交通量調査開始

今回はニートたちが初めてということで、かなり楽な場所に置いてもらえたらしい。歩行者はほとんどなく、道路を走る車を車別ごとにチェックしていくのが主な作業。黙って座っていられるとしたら、幼稚園児でもできる。誇張表現ではなく。

 

車の中からはじろじろと見られるが、それは作業をしていれば全く気にならない。時折、ヤンキー(本物)が車中から煽ってくることがあった。自分たちの頭を指で指しているサインだったが、彼らのエンジン音がうるさく口パクだったので意味は伝わらなかった。きっと「ヘルメットがずれていますよ。大丈夫ですか」というサインに違いない。優しい世界だ。

 

ただ、これはニートが舐めていただけなのだが、「何もせずに座っていること」で感じる寒さは日常の寒さとは違うという事を認識しきれていなかった。さんざ、レビューなどで「交通量調査の最大の敵は寒さ」というコメントを読んでいたにもかかわらず「自分は寒さに強いから」と楽観的に考えていたのがアダになった。本当に最大の敵は寒さだった。

 

対向車線でカウントしていたヤンキー(偽)などは、寒さのあまり、持ち場を離れ日向でスマホをいじっていた。上司の人が来たら大目玉をくらう状況だが、手元を見ると一応作業はやっているようだったので、何も言わずに放っておいた。

 

そして、ヤンキーは悪運にも恵まれているらしい。監視の上司は3回ほど現場を訪れたが、ヤンキーの担当の時にはついぞ現れなかった。一方プロは、業務に対する姿勢だけでなく、座っている姿勢までプロだった。

 

幸い、近くにコンビニや牛丼チェーンがあったので、休憩時間はそれほど困らなかった。プロにも「こんなに恵まれている環境は他にないから他の場所に行くときは気をつけてね」と言われたが、他の場所に行く気はさらさらなかったので「気をつけておきます」と笑うにとどめて置いた。

 

休憩は主に近所の農作業用に置かれた小さな石橋の上で過ごした。本があればどこでも過ごせるニートだが、なかなか人目につかない場所というのが少なく、自分のホームポジションを見つけるのに苦労した。ヤンキーのように、コンビニを自分のホームポジションにする境地にはまだ至れなかった。

 

f:id:nyarumeku:20141029095111j:plain

 

ちなみに、プロは休憩時間になると、いつの間にか消え、いつの間にか戻っていた。プロは休憩の仕方までプロフェッショナルらしい。

 

ランチは久々の牛すき丼。チェーン店の味をありがたく噛みしめた。都会ではワンオペが問題になっているらしいが、田舎のチェーン店はあまり人を雇うと潰れてしまうのではないかというぐらい人がいない。具体的には、昼11時という掻き入れ時に客がニート1人というレベル。ニートの一杯は売り上げに貢献する一杯だ。

 

f:id:nyarumeku:20141029095559j:plain

 

PM7:00バイト終了

バイトの撤収は早い。ものの数分で支払からピックアップまでが完了した。また最後の移動時間を車中で過ごしたが、この時は周りのことなど気にならずひたすらに疲れに身を操られ、睡眠に没頭した。うとうとしていた際、正面で寝ていたヤンキーの後頭部にヘッドバットをかましてしまった。決して、この瞬間を待っていたわけではない。

 

総括

何と言うんでしょうね。交通量調査のバイトは人気があると聞いていたのですが、その理由はおそらく「誰にでも出来て」「作業終了時点で給料が得られ」「他人と一切かかわらない」からだと思います。というか、それしかありません。

 

日給10000円と言うと、すごく割が良いように感じますが、実を言うと、移動時間や休憩中に購入する諸々の出費を考えれば、かなり割が悪いです。今回は、購入費を除いても(拘束時間からの計算で)時給500円を下回っています。

 

クラウドワークス」などで、Webでフリーのライターとして文章を書いた方がよっぽど稼げますし、効率も良いです。他の日雇いバイトと比べても、ニートとしては什器の搬入出などの力仕事をしていた方がよっぽど気が楽でした。体力的な辛さ以上に、何というかメンタルがやられそうになりました。
 

別にやりたい人は構いませんし、これが好きな方もいらっしゃるのでしょうが、ニートには不向きだったようです。ちなみに、交通量調査のバイトはショットワークスで職種を選択する欄から「調査・アンケート・モニター系」のカテゴリーを選択すると見つけられます。また他のバイトを体験したら、レポしていきたいと思います。

 

関連記事:ニートが日雇いバイトのサイトを比較しておすすめ5つを決めるよ