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ニートが美術品のオークションの運営バイトに行ってきた話

バイトと副業 日雇い

どーも、ニートです。

 

ニートのような一般庶民にとっては“オークション”と言われると、ネットオークションしか思い浮かびませんが、本来は生鮮食品や美術品などを競売にかける販売スタイルを主に指していました。

 

普段は、そういったオークションっていったいどこで行われているのか、それこそ一般庶民以下のニートにとっては分かりません。

 

ですが今回、ショットワークスをいつものように閲覧していると、「美術品のオークションの運営」という面白そうなバイトがあったので、さっそく応募してきました。

 

今回もそのバイトの様子をダイジェストでお送りします。

 

某日AM7:45~9:00 点呼 & チーム分け

まずは点呼を行うということで、名古屋の某所に集合。今回のバイトには軍手とジーパン着用が義務と言われ、肉体労働が主な作業になるのかと思いきや、意外と女性が多い。参加者の半分は女性である。

 

「案外、楽なバイトなのか?」と考えていると「君はニグラね」とリーダーが一言。「誰が渡辺満里奈の旦那だ」と思ったが、おそらく荷倉、仕事上の役割のことかと気づいた。

 

他のチームはミハリ、ニワタシといったチームに分けられていた。自分のチーム以外はなんとなく業務が推察できるが、まあ後になれば説明があるだろう。

 

さっそく、パスとスタッフウェアを着用すると、オークションで競り落とされた商品が置かれた一室の中へ案内された。これが荷倉か。ニートにはよく価値の分からない木の枝やら鉄の塊がそこら中に置かれている。

 

値札を見ると、下は五万から上は百数十万の商品が山積みに置かれている。数千万の高額商品は別室に保管されているらしい。今日この場で数十億の金が動くことを考えると、お金はある所にはあるものだなと感慨深い思いが湧いてきた。

 

AM9:00~PM6:00 仕事&競り開始

9時になると、競りが開始された。美術品とは言っても東洋の美術品だけあって、客の大半は中国人であり、競売も全て中国語で行われる。中国人と言うとあまり裕福なイメージはないが、上位層は本当に裕福な人が多いのだと感じられた。

 

とはいえ、あくまでここにいるのはバイヤー。パッと見ではそこら辺のおじさんにしか見えない人も多いが、彼らですらニートの想像も及ばないような生活を送っているのだろう。

 

会場で話されている言語も相まって、他のバイトたちがいなければ、まるで異世界にでも来たような気分である。

 

客ばかり観察していても仕方がない。競りが始まるといよいよニートたちの仕事の始まりである。荷倉の仕事はオークションで競り落とされた商品を倉の決まった位置に運ぶだけ。小学生でもできる。

 

しかも競りのスピードに比べて圧倒的にメンバーが多いので、1人当たりの作業量は本当に少ないうえ、15分働いたら15分休むというゆとり仕様。初めて本当の“軽作業”のバイトをした瞬間である。ここまで楽なバイトは人生でもなかなか無い。

 

ただし、運ぶ商品には全て数十万円の値札がついているし、足元には同額程度の商品がゴロゴロと転がっているので慎重に運ぶ必要がある。最悪、保険はついているのだろうが、1つでも破損させればニートの数十日分のバイト代を払ってもまだ足りない。商品によってはニートの首が飛んでもおかしくない(物理)。

 

最初は緊張感を持って臨んでいたが、しだいに「なんだやっと500万の商品が来たか」と、商品に対する金銭感覚がおかしくなっていった。銀行員は現金を見ても紙切れにしか見えないらしいが、確かに今目の前にあるのは値札上で6,7桁の数字がつけられただけの物体Xである。

 

最初は両手で大事そうに抱えていた商品も、慣れてくると片手で握って運ぶようになってきた。もちろん注意はしていたが、少なくとも最初より扱いがおざなりになったことは間違いない。

 

休憩時間は主に休憩所で過ごした。数十人分の荷物が置かれている部屋で変わる変わるにメンバーが入れ替わり休憩していく。この時色々なメンバーと話すのが楽しかった。

 

お嬢様大学の生粋お嬢様や、吉本所属の転職中の元お笑い芸人、大学中退の求職者から、中学を卒業して高校には行かずそのまま名古屋へ出てきた少女etc……。よくもまあ、多様な人材が集まったものである。

 

よく考えればニートもその“多様な人材”の一員か、と思いながら昼食に支給された天むすをほお張った。自分で買おうと思うと微妙に高いが、味は美味しいので、他人から支給されたものであれば喜んで食べる商品の1つである。横に添えられたきゃらぶきが地味にありがたかった。

 

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PM6:00~8:30 会場の片づけ&売れ残った商品の搬出

ここでいよいよ仕事らしい仕事が回ってきた。とはいえ、会場のイスやテーブルを片づけたり、輸送用の商品をトラックに積み込むだけ。他の肉体労働に比べれば作業らしい作業は無い。

 

多少重たい商品を台車に載せてエレベーターを使ってトラックの元に運ぶだけである。本当に大したことはやっていないのだが、女性陣は肉体労働になった瞬間に帰宅。

 

これはどこの職場でもそうだが、基本的に肉体労働の現場で女性と一緒になると、女性は圧倒的に優遇される。そのため、もしペアを組むことになれば大体は女性を避けるようにしている。華奢で可愛いらしい女性ならばなおさらである。

 

とはいえ、この業界がそういう仕組みなのが悪いのであって、女性が悪いわけでもない。その仕組みが嫌なら、他の場所で働けばいいのだから、今は黙々と働くべきである。それにこの肉体労働も一緒に働くメンバー次第では案外楽しい。

 

明らかに日本人の名前のスタッフパスをつけているのに、日本語がカタコトな男性のスタッフとペアを組んでトラックに競り落とされた商品を搬出。彼は一体何人だったのだろうか……。

 

最後に晩御飯のおにぎりが支給され、帰宅。案外豪華な内容であった。

 

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ちなみに、このおにぎり弁当は「バッグに詰め込めるだけ詰め込んで持ち帰っていい」というお触れが出たので、ニートは4個ほど持ち帰ってきた。

 

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人によっては6,7個ほど持って帰っていたし、中国人の女性スタッフたちは一箱ほど残っていた昼食の天むすを含めて根こそぎ持って帰っていたのだから、ニートなど可愛らしいものであると思いたい。

 

総括

今回のバイトを一言でいうなら、“楽”でした。それは、ラクという意味でもありますし、タノシイという意味でもあります。

 

まず、ここまで楽なバイトはほとんど見つからないと思うぐらい楽なバイトでした。拘束時間こそ長いですが、むしろ時給が出るので、もっと拘束して欲しかったです。変な意味ではなく。

 

後、メンバーやお客さんにとても興味深い人が多かったですし、そこら辺の美術品を見ているだけでも楽しかったので、本当に面白いバイトでした。

 

一応、念のために行っておくと、怪しいバイトではないです。けっこう伝統のあるオークションですし、ちゃんと派遣会社を通して紹介されたバイトです。

 

だからこそ、そういった場所を介しているはずなのに、色々な人材が集まっていることが面白いんですけどね。また、他のバイトがあればレポしていきたいと思います。

 

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