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ニートがミュージカル舞台の撤去作業のバイトに行ってきた話

バイトと副業 日雇い

どーも、ニートです。

 

皆様はミュージカルを見に行かれたことはありますか?ニートはほとんどありません。しかも、その数少ない経験の1つも、せいぜい中学校の全校参加の舞台で無名の劇団のミュージカルを見せられたことがあるくらいです。

 

そんな文化的営みとは全く無縁の生活をしてきたニートですが、今回はその文化的営みに少しだけ関わるバイトをショットワークスで見つけてきました。

 

そう、舞台の撤去作業です。……まあね、文化的営みに関わっていると言いつつ、明らかに肉体作業なのは知っていますよ。ちょっと良い感じに言いたかっただけです。

 

ただ、表は白鳥のように煌びやかな舞台が繰り広げられるこの世界も、1つ幕を下ろせば大変な世界が待っていました。いやいや、やはり舞台の裏など観察するものではありませんね。

 

今回もいつものようにダイジェスト形式でバイトの内容をお伝えいたします。

 

某日 15:00~15:30 待機

15時に現場に到着すると、まだ舞台の真っ最中。舞台の終了と同時に片付けを始めるつもりらしい。なんと気の早いことかと思っていると、階段で待機するよう申し付けられた。とはいえ、力作業の現場では屋内に荷物を置けるだけでもありがたいことである。

 

階段へ向かう通路には、衣装道具の部屋や控室、小道具部屋etc……と、“それっぽい”部屋がそこかしこにあった。中でもカツラのセットなどを見た時は、「本当にここが舞台裏なのだ」と感動した。

 

こういう表の世界に出ない景色を見ると強く興奮を覚えるニートは、そこかしこをキョロキョロと眺めていたのだが、途中で大道具さんにギロリと睨まれた。「ニートは悪いニートじゃないよ!」とでも訴えようかと思ったが、あまりの圧力にビビッてそそくさと階段へと向かった。

 

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だいぶ舞台から離れた階段とはいえ、ワーワーキャーキャーと歌や演技の声が聞こえてくる。そんなBGMに耳を傾けていると、ついにパチパチパチという拍手が鳴り、同時に舞台の裏へと急がされた。

 

15:30~20:00 ひたすら荷物の撤去

舞台の裏に着くと、先ほどまで舞台に立っていたキャストさんたちが、すぐそばの部屋で終わりの挨拶を述べていた。「〇〇日間ありがとうございました」という感謝の挨拶って本当にするのだなと、1人感激していた。

 

ただし、そんな間隙も長くは続かない。ニートたちの仕事は大道具さんたちの指示に従い、舞台に使われた道具をひたすらトラックへと積み込むことだが、何よりこの大道具さんたちの人使いが荒い。

 

ニートも何度か肉体労働の現場には入ったし、大工さんたちに使われたことも何度もあるが、正直なところ、これまでで一番扱いが悪かった。

 

 

あちらが使う立場なのだから敬語を使ってくれとは言わないが、「~しろ」以外にも日本語には素晴らしい言葉がたくさんあるのでぜひ活用して頂きたいというのはニートの我がままだろうか。

 

あと、一人称がニートの自分が言うのもなんだが、2人称が「おい、バイト!」「バイト、来い!」というのは中々心にクるものがあった。ここでは誰にも名前を呼ばれることもなければ「君」と呼ばれることもない。ただのバイトという存在の1つでしかないのである。

 

これだけ時間が長く感じたバイトは初めてで、作業を始めて最初の2時間は、体感時間が3倍にも4倍にも感じられた。残り2時間半はありがたいことに力仕事が増え、作業に忙殺されたおかげで何も考えずに済んだ。

 

20:00~ バイト終了&晩御飯の支給

ニートは早番だったので、20時には作業終了。まだまだ他の“バイト”が仕事をしている最中にこそっと現場を抜け出した。こんなにも仕事の終わりを嬉しく思ったのは初めてかもしれない。

 

バイト終了後は、支給された弁当を待機場所の階段でむさぼった。一緒に、自販機で買ってきた美味しくもないお茶を一息で飲み干した。人生で初めて労働と生の関係について考えた瞬間だった。

 

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総括

肉体的にも精神的にもけっこうキツいバイトでした。今回は人の数が少なかったらしいので、それも原因の1つかもしれませんし、他の事例に当てはまるかは分かりませんが。

 

ただ、そんなバイトも面白い点が無かったかと言われれば、そんなこともありません。それこそ舞台裏を覗けますし、舞台の道具がどんな素材で出来ているのかを知ることもできます。

 

個人的に、もっとも面白かったのは、キャストの出待ちのおばちゃんたちって本当にいるんだなと実際に見て理解できたことです。しかも結構な数。やっぱり劇団の俳優なんかにも熱心なファンっているんですね。

 

ああいう、「話には聞くけれど自分は直接知らないもの」を感じられるのは良い体験だったと思います。

 

まあ、それ以上に疲れたことには変わりはないのですけどね。また他のバイトを体験したらレポしていきたいと思います。

 

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