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タスク制のクラウドソーシングの時給は一体いくら?クラウドソーシングは稼げるのか?

バイトと副業

“クラウドソーシング”という言葉が生み出されてから早10年。

 

このブログでは何度か書いていますが、私はクラウドソーシングで一時期それなりの収入を得ていたことがあります。具体的に言えば、大卒の初任給よりも少ない程度の額です。

 

 

ただ、その時には深く考えていなかったのですが、最近気になることがでてきました。その疑問とは「クラウドソーシングのタスクを時給に換算すると一体いくらになるのだろう」というものです。

 

そこで、今回はクラウドワークスで「1時間本気で作業をしたら一体いくら稼げるのか」という企画をやってみました。パターンは以下の2つあります。

 

1. 検索してコピペするだけの超単純作業だけでいくら稼げるか?

2. ライティング(未経験可)の記事だけでいくら稼げるか?

 

それぞれのパターンを1時間ずつ挑戦してみました。ちなみに、以前私は企業から依頼を受けてプロ用の記事を書いていましたが、そちらだとだいたい時給1400〜1600円程度です(単価1100円の記事3つを2時間で書いていたので)。今回はあえて未経験の人でも受けられる記事だけで挑戦してみます。

 

ルールは共通して1つだけ。単純作業、ライティングのどちらのパターンでも仕事探しから始めること。それ以外には特に設けていません。

 

コピペの価値は

ではまず、1. 検索してコピペするだけの超単純作業だけでいくら稼げるか?の疑問についてチャレンジしていきましょう。「タスク」タブの「データ検索・データ収集」のタブをクリックしてお仕事検索開始です。

 

基本的に、これらの仕事はYahooやGoogleの検索エンジンでとあるキーワードを検索し、その検索順位1位のURLを報告するという作業が主になります。作業単価は5~20円ぐらいです(まあ、完全に“その手の業者”の依頼ですよね……)。

 

さて、一時間の本気の作業の結果がこちらです。

 

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業務達成数: 10件

作業平均単価: 7.9円

作業合計金額: 79円

 

クラウドワークスに限らずクラウドソーシングの場合、作業報酬から一定額が手数料として引かれるので、実際の報酬は65円でした。

 

時給65円……。どこの地下労働施設の話でしょうか。ちなみに、私はそれなりに作業慣れしていて、マウスこそ使っていませんが作業は人並みには早いと自負しています。

 

しかも、どんな「〇〇の検索エンジンで検索してください」という依頼にも耐えられるよう、検索エンジンが切り替えられるFirefoxを使っていますし、楽天の商品検索の依頼もこなせるよう、楽天ツールバーも導入しています。

 

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ここまで効率化した結果が時給65円です。最大の敗因は、仕事に従事する時間に比べて仕事を探す時間が多すぎるということです。ちなみに、一応この作業のメリット・デメリットを書いておきましょう。

 

メリット

・誰にでもできる

 

デメリット

・単価が安い。安すぎる。

・モチベーションが続かない

・作業量に比べて単価が見合っていない

・依頼自体の数が少ない

 

だいたいこのような感じです。おそらく他のクラウドソーシングサイトでやっても似たような結果になると思います。

 

一応、クラウドソーシング業界全体の擁護をしておくなら、私がメインで作業していた半年ほど前はここまでひどくなかったんですよ。体感では、一時間作業すれば振込手数料ぐらいは何とかなっていたように思います(それでも時給200円程度ですが……)。

 

最近の業者は、こんなに単価を安くしても作業をする人間がいるということで、作業量に比べてかなり単価を落としている気がします。一度、クラウドソーシングに関わる人間みんなでこうした業者の依頼を受けないような試みをやっていった方がいいのかもしれません。

 

そんな事はともかく、第二の企画に入りましょう。

 

依頼の選択を

次の企画は、「2. ライティング(未経験可)の記事だけでいくら稼げるか?」です。また同じように仕事探しから始めて、一時間の作業結果をご報告します。

 

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業務達成数: 3件

合計タイピング文字数: 2100字以上

作業平均単価: 322.6円

作業合計金額: 968円

 

クラウドワークスの手数料を引いた額だと、820円でした。家を出ずに時給820円を稼げるとすれば、まあ悪くは無いのではないでしょうか(画像はまだ承認前ですが、ライティングで作業不承認になったことが無いので問題ないと思います)。

 

念のため書いておくと、私はけっこう速筆(速打?)のほうです。クラウドソーシングのフォーマットや、依頼形式などもだいたい把握しています。

 

あと言い方が悪いですが、「この程度までなら手を抜いて大丈夫」ということも分かっています(たとえば、「〇〇の研究知見では~」と本文にあるのにその出典を示さないなど。もちろん嘘を書いているつもりはありませんが)。

 

その上での時給820円だということは強調しておきます。個別に見ればまだ稼げる方もいらっしゃるかもしれませんが、私のラインで、だいたいクラウドソーシングのライティング(未経験)で稼げる上限値に近いと思っていただいても良いかと思います。

 

でも、プロ用の依頼からすれば少し安めですね。基本的には、やはりプロ用の依頼を狙っていける人間になることを目指した方がいいのかもしれません。以下に、ライティング(未経験)のメリット・デメリットを記載しておきます。

 

メリット

・慣れれば慣れるほど時給が上がる

・単純作業をやるよりは稼げる

・プロ用の依頼を受けるための実績やスキルが身に着けられる

 

デメリット

・予備知識が必要

・慣れが必要

・タイピング能力が全てを左右する

・自分が受け辛い依頼ばかりの時もある

 

作業のかたち、働き方のかたち

さて、いかがでしたでしょうか。私はなんやかんや言われていますが、クラウドソーシングの存在自体に対してはむしろ肯定派です。自宅を様々な事情で出られない、あるいは仕事に行けない人にとって、クラウドソーシングは1つの収入源になりうると思っています。

 

 

今回の記事は、そういった方たちの1つの参考になればと思って書いたものですが、やはり個人差があることは否めません。誰もが私と同じように作業が出来るとは思いませんし、ライティングを苦痛に思う人もいるでしょう。

 

また、一応注意点を挙げておくなら、作業に集中できる時間も人によって個人差があります。私の場合、3時間もライティングに勤しんでいると、1時間ぐらいは最低でも休憩をはさまないとメンタルと指がやられてしまいます。

 

それに作業の依頼は無限にあるわけではありませんし、自分にあった依頼ばかりが来るとも限りません。ですので、「今回の“時給”を単純に10倍して日給8200円も可能だな」といった安易な計算をするのは止めて下さい。

 

経験から言えば、クラウドソーシングのライティングで月に10万円ももらえれば、かなり作業をしている方だと思います。人によっては普通に働きに出た方が良いと思う人もいるでしょう。

 

加えて、改めて時給に計算して作業をやってみて、クラウドソーシング業界全体の“浄化”が必要だとも感じました。これは依頼者・請負者のどちらもが考えていくべき問題です。

 

とはいえ、可能性や選択肢としてクラウドワークスの様なクラウドソーシングサービスがあること自体は、やはり肯定的に見ていきたいと考えています。皆さんも一度体験してみると良いのではないでしょうか。