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自転車を購入したので、夜の名古屋をサイクリングしてきた

日常

車の運転免許を取ったばかりの人は、車を乗り回したくなる衝動に駆られるという話を聞いたことがあります。私の場合は、そんな衝動に駆られるどころか「恐怖の箱」というイメージしかありませんでしたが、今ならその気持ちが分かります。

 

先日、私が数年ぶりに自転車を購入したからです。自転車を購入してから夜も眠れず、夜の名古屋を走り回りたい衝動に駆られていました。夜に眠れないのは生活習慣の問題ですが。

 

 

でも、「せっかく時間も足もあるなら、サイクリングに出かければいいじゃない」ということで、深夜2時にさっそくおニューの自転車とスマホをひっさげて街を走り始めます。自転車のライトの負担は重たいけれど、足取りは軽い。そんなサイクリングの目的地は片道7,8kmの位置にある名古屋駅です。

 

田舎には存在しませんでしたが、名古屋の大通りは自転車と歩行者の道がそれぞれ分かれているため、安全に通行することができます。昼間だと歩行者の人が普通に入りこんでくるので、調子に乗って飛ばしていると歩行者も自分も痛い目を見ますが。

 

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いくら名古屋と言えど、深夜二時ともなれば人通りも少なく、閑散としているのですが、あるエリアを通ると一気に雰囲気が変わります。そのエリアとは当然、名古屋の夜の街「栄」です。

 

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ドンキホーテの明々とした光と、夜でも変わらず回り続ける観覧車。そして、その下を千鳥足で歩く男女の群れ。まさに夜の街です。お金を片手に女性の肩に手を回すオジサマを見ていると、ドンキホーテの看板が嫌に輝いて見えます。

 

ドンキホーテとサンチョパンサの溢れる夜の街など、ただの貧民にとっては眩しいだけでしかありません。早く駆け抜けたいところですが、人が多く自転車で駆け抜けるのも難しい。うっかり貴族様たちを傷つけてしまわぬよう、慎重にペダルを踏み抜きます。

 

そんなエリアを抜けると目的地の名古屋駅はもうすぐです。2kmほど走って、いよいよあのツインタワーが間近に見えてきました。

 

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時刻は深夜3時。夜の名古屋駅には恐ろしいほど人がいません。栄の喧騒を抜けてきたからでしょうか。寂しさよりも心が少しだけ穏やかになる落ち着きを覚えます。

 

ほとんど人がいないのに、光だけが灯る工事現場とそこにそびえたつ何台ものクレーン。田舎から出てきたお上りさんには、こちらの方がよっぽど美しく映ります。

 

少しだけ名残惜しいですが、いつまでもここに留まっていては職務質問を受けても文句は言えません。手元に身分証明書など存在しないこの状況でお上のお世話になどなりたくありませんから、さっさとお暇しましょう。

 

今度は元来た道から少しだけ逸れて、夜の街に入らぬように帰ります。私にとって、あの街は物理的にも心理的にも眩しすぎます。往復約20kmの夜のサイクリングを約1時間半ほどで終え、少し昂ぶったサイクリング欲をおさめて眠りにつきました。

 

やっぱり自転車の有ると無しでは全然生活スタイルが変わりますね。皆様も夜のサイクリングに出かけてみてはいかがでしょうか。同じ街でも、見方が全く違って見えるかもしれませんよ。

 

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