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ゲームセンターのコインゲームほどミニマルな遊びはなかなか無い

日常

どーも、ニートです。

 

最近の小中学校では“ゲームセンターに行ってはいけない”という指導があるそうですが、当時のニートは近所のゲーセンでコインゲームをよくやっておりました。ニートの遊び場と言えば、川と団地とゲーセンでした。小学生らしいのか、らしくないのか分かりません。

 

そんな少年時代も過ぎ去り、ニートも現在ではめっきりゲームセンターになど行かなくなってしまいました。

 

大人になってしまったのかもしれません。確かに読んでいる本もコロコロコミックスから週刊少年ジャンプに変わってしまいましたしね……。月日の流れとは残酷なものです。

 

ですが、つい最近、近所の大手ショッピングモールをうろちょろとしていたところ、その一角にメダルゲームのあるゲームコーナーを発見してしまったのです。これは大変、ニートのコロコロコミックス魂が湧き立ちます。

 

そんな時、ちょうどよく財布の中には、当時の少年ニートにとっては大金だったであろう1000円が。野口英世さんも渋い顔でこちらを見つめています。「お前、ここで俺を使っていいのか?」そう訴えかけているような気がします。

 

少年時代のニートにとっても大金でしたが、もちろん今のニートにとっても大金です。ご飯が3日は食べられます。一瞬迷ってしまいましたが、童心に返ってしまったニートの少年ハートはもう止められません。

 

両替機……ではなく、コイン交換機に野口さんを投入です。投入口に入れる時に、野口さんの真顔が一瞬だけ悲しそうに歪んだように見えましたが、気のせいでしょう。野口さんの命と引き換えに、カップにジャラジャラとメダルがたまっていきます。

 

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あれ?これだけ?ニートの記憶が確かなら、昔は1000円札と言えば、使いきれないほどのメダルが出てきたような記憶があるのですが……。不況のあおりを受けたのはニートの財布だけではないようです。

 

仕方ないので、ちびちびとコインを使っていきましょう。まずは、コイン消費枚数の少ない、子供向けの演出の派手なコインゲームからです。

 

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この手のメダルゲームはメダルの消費が少ない代わりに、当たるメダルの枚数も少ないのですよね。でも、ニートはこういうちびちびとしたゲームも結構好きです。隣で小学生が100円分のメダルで遊んでいるのを横目に、ニートはカップ一杯のメダルで豪遊。

 

ええ、これが大人です。少年たちも、今だけはニートを羨望のまなざしで見上げていることでしょう。数年後には、排水溝のドブよりも汚いものを見下す目で見下げられるかもしれませんが。

 

そうしてちびちびとメダルゲームで遊んでいると、ちょっとだけふところ(非現金)が潤ってきました。「これが100円玉だったらどんなに良いことか……」と、痛々しい妄想をしながら、少しだけ大人のゲームの方へと移ります。

 

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こちらのタイプはコインをガンガン消費する代わりに、当たったらでかいんですよね。今持っているコインを10倍に増やして、先ほどの少年に施してやろうと勢いこんでいると、そのゲーム台を見て驚きました。

 

上の画像は人がいない時に撮影したものですが、ニートが席を移ろうとしたとき、そこにはたくさんのご老人の方々がいらっしゃったのです。最近のゲームセンターは老人のたまり場になっていると耳にしましたが、まさにその通りの景色が広がっていました。

 

少ない年金で日がな一日遊ぼうと思うと、こういったコインゲームが主流になってしまうのでしょうね……。休日の昼間からゲームセンターでコインゲームをする老人たちを見て、日本の闇を見た気がしました(自分のことは棚の奥底にしまいつつ)。

 

そんな老人たちの間をぬって空いている席に座ったのですが、まあ当たらない。当然です。良い席は全部老人たちが埋めているのです。その時のニートの状況は、まるで田舎町に引っ越してきた新参者が、地域の老人コミュニティに馴染めず疲弊していくかのよう。

 

あっという間にニートのコインは底を尽きてしまいました。とはいえ、トータル3時間以上は1000円で遊べたのですから、野口さんの魂もきっと浮かばれたことでしょう。

 

とぼとぼと空のカップを返しに行くと、そこには見慣れない機械が。

 

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おお、最近はコインゲームをした人に、おしぼりを渡してくれるのですね。確かに、コインは汚いので、こういう温かい心遣いは嬉しいかもしれません。

 

財布の中はまた軽くなりましたが、少しだけほっこりした気持ちで帰って行ったニートなのでした。