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静岡旅行じゃないよ!あくまで静岡出張記だよ!―駿府城・清水港・三保の松原編―

旅行記

静岡出張2日目の朝は散歩から始まりました。枕が変わると、よく眠れない私は朝の光を浴びに静岡市内をぶらぶら。市内の中心地にある「駿府城」を見に行くためです。

 

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とはいえ、今は駿府城の面影も無く、やぐらが2つと城壁が一部残っているだけで中は公園になっています。あいにくの天気の中、お堀を中心にコイでも眺めていると、魚を食べたくなってきました。

 

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いや、もちろんお堀のコイを食べたいわけじゃありませんよ。でも、牛を見ているとロースやカルビという部位を想像してしまうように、魚を見ているとなんだか魚が食べたくなります。私だけでしょうか?

 

せっかく静岡まで来たのだから、美味しい駿河湾の魚を食べずにはいられないと、急きょ静岡市街を離れることにしました。善は急げというやつです。まあ、急ぎ過ぎた結果が後の祭りかもしれませんが、良いんです。後だろうが前だろうが祭りは楽しいのです。

 

目指すは、静岡駅から電車で十数分程度の位置にある「清水」駅。清水エスパルスで有名な清水ですが、清水魚市場など魚で有名な土地でもあります。

 

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清水駅をみなと口に出て徒歩5分ほど。つきました。清水魚市場です。

 

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卸売市場となっていますが、普通に一般市民にも開放しています。もうそろそろお昼時を迎えようかというこの時間。市場の中には、新鮮な魚を求めるたくさんの人がいらっしゃいました。

 

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まあ、私は今日中には名古屋に帰らないといけないので、何も買えませんけどね。あくまで出張ですから。でも、やっぱり賑やかな声の飛び交う場所ってのは、いるだけでも楽しいもんです。

 

構内をぐるりと巡ったあとは、併設してある「まぐろ館」という飲食店が立ち並ぶ施設へ。新鮮な魚料理に自信のあるお店たちが軒を連ねているということで、たくさんの看板が立てられています。

 

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しかし、これがまたどれも美味そうで、お安いんですよね。名古屋の半値ぐらいで色々食べられます。駿河湾にジャパニーズラップの歌詞レベルの感謝を捧げます。駿河湾マジ感謝。

 

いろいろ悩みましたが、結局、一番面白そうなご飯があるお店へ。まぐろ館の2階にある「魚市場食堂」さんです。

 

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なにがそんなに面白そうだったのかと言うと、それは見てもらった方が分かりやすい。百聞は一見にしかずというやつ。これが魚市場食堂さんの「まぐろいっぱい丼(税込1020円)」です。

 

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 デカァァァァァいッ説明不要!!

 

目の前で店員さんにガシガシと盛られていくまぐろ丼。ここでは自分の裁量でまぐろをガンガン盛ることができます。「食べられる量だけ」というメニューの注意書きをうっすら気にしつつ、山盛りになっていく丼に、思わず1人でほくそ笑み。

 

さっそくいただいていくと、重大な問題に気づきました。なんと、ご飯が食べられない。漬けまぐろのサイコロを10口ぐらいつまんでいるのに、まだご飯にたどり着けない。野菜が多すぎて麺にたどり着けないラーメンのよう。

 

いやいや、この圧倒的ボリュームで税抜1000円しないとは御見それしました。

 

腹も一杯になった私は、そろそろ静岡市内へと帰って、夕方からのお仕事の準備でもしようかと、市場内の見納めに入りました。でも、そこでとあるものを見つけてしまいました。

 

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「三保羽衣ライン」の水上バス。

 

“三保”“羽衣”という名前には聞き覚えがあります。三保松原の羽衣伝説です。しまった。これはとんでもないものを見つけてしまいました。お仕事のことはとりあえず後です。今回は旅行に来たのですから、さっそくフェリーに乗り込みましょう。

 

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なんとなく乗り込んだフェリーはまさかの貸切状態。わざわざランチタイムに観光に行こうという人間は少ないのかもしれません。ですが、私はこの便を逃すと仕事に間に合わなくなってしまうのです。急ぎ、世界文化遺産の松原へ。

 

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三保でフェリーを降りると、復路の船に乗り込もうとたくさんの人の海。ひょっとすると、こちらから乗る方が正式なルートなのかもしれませんね。私は人の流れとは逆方向にバスに乗り込み、三保松原の「神の道」への入り口へ。私はいつも人の流れとは逆方向に進んでいる気がします。きっと気のせいです。

 

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バス停から降りて1kmほどの道のりをひたすら歩き続けます。こんなに歩くとは思わなかった……。というか、みんなウォーキングやハイキングさながらの恰好で来ていますね。ブーツで来たのは間違いでした。

 

清水魚市場を離れ、1時間。のどかな道を歩き続けると、羽衣伝説で天女の羽衣がかかっていたとされる「羽衣の松」へ到着。正直、疲れました。

 

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本来はこの海岸から富士山を眺められるらしいのですが、今日はあいにくの曇天。皆さん、思い思いに砂浜に座り込み休憩を取ってらっしゃいました。私も、この後の仕事を思い浮かべて若干の憂鬱さ。うん、なんで私は仕事場所の静岡を離れてこんなところにいるんだろうね……。

 

もちろん、帰りの時間を逆算して、多少のトラブルがあっても1時間以上の猶予があるようには時間を確保していますが、海を眺めていると、ふとそんなことを思い浮かべてしまいました。

 

海ってすごい。

 

海の雄大さに思わず冷静にさせられた私は、ひとまず元来た道を帰り、清水駅へのバスへと乗り込み、静岡市街へと再び到着。それからはちゃんとお仕事モードです。

 

仕事に来る前から疲れた体の私は、それでも体に鞭打ってなんとか2日目のお仕事を30分で終了させます。自己新記録!

 

20km以上は歩いた身体を新幹線のシートへと預け、名古屋へと帰っていくのでした。