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名古屋でもかなりおすすめな和菓子屋さんの食感が素晴らしかった

ぶらぶら

ネットじゃ分からない隠れた名店というのはあるもので、そういったお店の情報は人づての噂でしか分かりません。今日も信頼できる知人に「美味しいお店はありませんか?」としつこく、それはもうしつこく尋ねたところ、一件のお店の名前が浮上してきました(地方の夕方バラエティ風)。

 

それが、「梅屋光孝」さん。

 

私の家の近所にあるそうなのですが、それがなかなか見つからない。一体どこにあるのだろうかとグーグルマップさんに尋ねてみたところ、住宅街を抜けて、さらにその裏路地に入ったような場所に一件のお店が。

 

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横から見ると本当にただの路地で、看板を見つけてやっとお店の場所が分かりました。いやいや、これは分かりません。私が方向音痴なのを差っ引いてもトレジャーハントかというぐらい見つけるのが難しい場所です。

 

かなり素朴な外観で普通のお店にも見えますが、ここがその知人によるとすごく美味しいお店なのだとか。早速中に入って、トレジャーを物色。

 

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スペースの都合もあって、商品数が多いということはありませんが、ショーケースの中に並べられた和菓子たちは、どれも少し変わっていて美味しそう。まさに宝石箱。

 

優柔不断な私は、選べないのを良い事に、昔からやってみたかったことに挑戦。

 

「ここからここまでを1つずつ下さい」

 

駄菓子屋さんじゃないんですから、そんな品の無い頼み方はどうかとも思いましたが、お店の人は快く受けてくれました。優しい職人さんです。

 

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結局、7つほどのお菓子を購入して合計1810円。1個あたり、だいたい260円前後といったところでしょうか。普通の和菓子からすれば、ちょっぴり良いお値段です。お味の方はいかがかと、まずわらび餅から食べようと手を伸ばして驚きました。

 

わらび餅がつかめません。

 

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誇張なんかではなく、柔らかすぎて形が保てず、つかめないのです。仕方ないので、ビニールの包装ごと包んでかぶりつきます。

 

……柔らかい。ステーキや大トロじゃありませんが、まさに口の中でとろけるような食感。これがわらび餅かと驚きを隠せません。私の中に、この食感を表現する言葉が無いのがもどかしいというぐらい、口の中でほどけて消えるわらび餅。めちゃくちゃ美味いじゃないですか。

 

他のお菓子ももちろん美味い。そして何より、全部食感がすごい。

 

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お菓子の名前は分かりませんが、紫色のお菓子はねっとりとしていながら弾力のある餡になめらかなあんこがよく合います。水ようかんは、これが羊羹かと思うほどプリンと楊枝をはじく弾力です。そしておはぎのような白いつぶつぶは、表面の1つ1つが食感を持っていて、それが口の中であんことまとまる感じ。

 

なんでしょう。本当に語彙力が足りない。美味い。こんなにしっかりとそれぞれの食感があるのに、食べ終わった後に一切口の中にしつこさや餡が残らないんですよね。全部するりと口の中をとおって腹に収まるのです。

 

「はあ、このお店で修行したいわ」と一瞬本気で思わせてくれるほどに洗練された味。職人芸とはまさにこのこと。素朴な外見とは失礼なことを言いました。中身はしっかりとした職人芸のお菓子です。

 

明治時代から続くお店ということですから、それはそれは歴史のこもった味なのでしょう。

 

駅からは多少歩きますが、これは足を運んで買いに来ても損はないと思います。いや、絶対損はしません。甘いもの好きの方だったらきっとハマることでしょう。

 

名古屋在住で甘いものがお好きという方がいらっしゃれば、ぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか。きっと後悔することは無いと思います。以下に梅屋光孝さんの情報を記載しておきます。

 

梅屋光孝
昼総合点★★★★★ 5.0