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名古屋にいながら熊本県民と触れ合いたくて県人会について調べたのだけど……

雑感

各都道府県には、“都道府県人会”という組織が存在します。

 

都道府県人会とは以下のような団体のことです。

 

出身都道府県から離れた地域で結成される各都道府県出身者単位の親睦会や親睦団体のこと。ほとんどが民間の任意団体である。都道府県人会と全てをひと括りに呼ぶことは少なく、各都道府県別に県人会や府人会と呼ぶことが多い。

出典:都道府県人会 - Wikipedia

 

私の場合、熊本県出身なので、熊本県人会を探すことになります。

 

私自身は入ったことがないので、あくまで知人の話になるのですが、東京に住んでいる知人は熊本県人会でただ親睦を深めるだけでなく、地域振興について話をしたり、地元の市長などと交流して市政について意見を出したこともあるようです。

 

わざわざ県人会なんてものに参加する人たちですから、基本的には郷土愛が強く、自分の資産の一部を投資してでも地元のイベントや団体などへ寄付する人も多いと聞きます。

 

私自身、現在は愛知県の名古屋市に住んでいますが、いずれは地元である熊本県に帰って地元農家や生産者と連携を組み、地元の地域振興に携わりたいと考えています。ですので、そんな団体があるのならぜひ一度顔を出してみたいと考え、愛知県の熊本県人会について調べてみたのです。

 

愛知県の熊本県人会の状況について

全国の熊本県人会を紹介するポータルサイトによると、愛知県だけの熊本県人会はありませんでしたが、東海熊本県人会なる組織があることを知りました。しかも、過去には懇親会などもやっていたようです。

 

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「おお、もっと何をやっているのか知りたいな」と思い調べてみるのですが、平成20年におこなった懇親会のこと以外、全く情報が出てこない。

 

……あれ?この団体って活動しているのだろうか?と色々なサイトを参照してみるのですが、やっぱり情報は平成20年で止まっています。それに県人会独自のサイトやブログなんてものも存在しません。

 

「“愛知”“熊本県人会”」で調べても出てくるのはこんなサイトです。

 

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出典:ふるさと・ 県人会 ポータルサイト - 県民.com (県民ドットコム)

 

レンタルページ……。しかも、連絡先が書いてあるだけで、この住所を調べても事務所があるということが分かるだけ。怖すぎて連絡できません。

 

それに比べて、東京の県人会のサイトがこちら。入会案内どころか、県人会の求人なんてものまで募集しています。

 

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出典: 東京熊本県人会

 

そりゃあ、もともとの人数が違いますし、直接的に比較できないのは百も承知です。とはいえ、さすがに「どんな団体か分からない & そもそも活動しているのか分からない」という事態になっているとは思いませんでした。

 

ひょっとすると、広報誌などが出版されていたりするのかもしれませんが、残念ながら私はそうした情報について見かけたことはありません。

 

以前、知り合いが飲食店をコンサルする時に「〇〇県出身のおかみが経営する居酒屋です」という文言をアピールに加えていました。

 

「そんな誘い文句で誰か来るんですか?」と聞いたところ、「出身地ってのは意外と客寄せの決め手になるんだよ」とのこと。実際、そのあと地元の出身者がお店に訪れるようになり、お客さんが増えたそうです。

 

こうしたエピソードからも、やっぱり同郷の人と話したいという人間は私に限らず少なくないのかもしれません。ですが、県人会について今回調べてみて、まだまだ外部に出た人間が、地域を懐かしんで交流するだけでも難しい状況にあるのだなと感じました。

 

ふるさと納税で地域振興に協力を

ちなみに、地元の政策に少しでも関わりたい人にとって最近の“ふるさと納税”はかなりの追い風になったと思います。

 

節税しながらいろんな商品がもらえることがウリになりつつあるので、「ふるさと納税は節税目的に行うものではないか」と思われているかもしれません。

 

ですが、『ふるさと納税ガイドブック』によると、ふるさと納税の使用目的は納税者が選ぶこともできるので、自分の推したい使用目的に寄付することで、外部にいながら政策に関わるという使い方も推奨されています。

 

今までは、直接地元にいなければ地元に関わることがどうしても難しい状況にありましたが、こうした制度ができたおかげで、以前よりはだいぶ地元との繋がりを作りやすい状況になったのかもしれません。

 

私としては、こうした状況になってきたからこそ、1人1人が地元のことを頭の隅で地元のことを考えているだけでなく、みんなで集まって話し合えたらなと考えています。

 

こういった「都会にいながら地元のことを考え、積極的に関わっていく方法」については、今後も私のほうで見かけたら少しずつ情報発信していければと思います。