読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

お歳暮(お中元)ギフトの包装バイトで擦り傷がたくさんできた話

バイトと副業 日雇い

もうすぐお中元の季節です。地域にもよりますが、だいたい7月~8月中旬ぐらいがお中元の季節のようですね。

 

とはいえ、お歳暮を贈るのが7月からというだけで、実際に箱詰めして梱包するのはもっと早い時期。メーカーの工場では、5月の末ごろからお歳暮商品が作られ始めています。

 

今回は、そんな旬真っ盛りのお歳暮商品の中でも特に“缶ジュースをギフトケースに梱包する日雇いバイト”に「タウンワーク」から登録して行ってきたので、ダイジェスト形式でご紹介したいと思います。

 

某日前夜 自宅 服装の準備

食品工場は特に身だしなみにうるさいので、まずは前日に服装のチェック。派遣会社から言われた身だしなみの注意事項は以下の通り。

 

  • ボタンやフードの付いた服を着てはダメ
  • 髪は短髪にすること
  • つめは短く
  • 極力肌の見えない服を着てくること
  • アクセサリー類は禁止(腕時計も含む)
  • シューズ着用

 

ほとんどは社会人として当たり前の項目ばかりだが、ボタンやフードの付いた服を着てはいけないというのが地味にめんどくさい。ポロシャツは完全にアウトだ。ボタンは異物混入を防ぐため、フードは機械への巻き込まれを防ぐためらしいので、逆らうことも出来ずやむなくTシャツを用意。

 

あとは、工場バイトということで、荷物をすべてロッカーに預けなければならないので「盗難に気を付けてください」とのこと。もう日雇いのバイトにモラルを求めるのは諦めたが、防ぎようもないものをどうやって気をつければいいのだろうか。

 

某日8時~8時半 勤務先の工場 研修と着替え

勤務開始は8時半かららしいが、集合は朝8時に来るよう告げられた。なにかと思えば、点呼&研修&着替えの時間が含まれているらしい。10分、15分ぐらいならば我慢できるが、さすがに30分も時給に含まれない“業務”があると、なかなか堪えるものがある。

 

研修では、安全管理についての案内、企業理念、業務内容などを聞かされた。……この時間が時給に含まれていないのは、半分詐欺ではなかろうか。

 

研修後、モチベーションの上がらない重たい身体を動かし、作業用の衣服を身につける。ちなみに、飲食系の工場では必ず身に着けさせられるアイテムがある。「ヘアーキャップ」だ。

 

ヘアーキャップとは下の画像のような帽子。

 

 

どうみても小学校の給食当番にしか見えない。鏡で見た自分の姿があまりにも間抜けだったが、これも安全な製品をお客様のご家庭に届けるためである。我慢我慢。

 

8時半~16時半 勤務先の工場 缶ジュースのピッキング

ギフトの包装は男性と女性で大きく仕事が分かれる。女性は、レールの上を流れてくるギフト箱に一定の間隔で缶ジュースを詰める作業。男性は、その女性のもとへ缶ジュースをケース単位(24本で1箱)で渡す作業だ。

 

女性は精密さと集中力が要求される。万が一、自分の担当になっているギフト箱に缶ジュースを詰め忘れると、レーンの後ろ側にいる人間に迷惑がかかってしまう。最悪の場合はレーンの停止である。「気兼ねなくストップしてくれていいよ」と社員は言ってくれるが、もちろん本当に気兼ねなくストップしてはいけない。

 

一方、男性は女性の動きを見ながら、これもまた一定間隔で缶ジュースのケースをピッキングする必要がある。最低でも、10kg前後の荷物を一日に何百回と持ち上げる体力が無いと地獄を見るハメになる。

 

これだけ聞くとそうでもなさそうに聞こえるが、またレーンの動くスピードがいやらしい。ちゃんと人間が動けるギリギリのスピードでギフト箱を運んでくるのだ。おかげで男性も女性も止まっているヒマが無い。

 

スピードを重視するあまり、両腕にはジュース箱のカドで何度もこすり付けた傷ができてしまった。正直、危ない人に見えなくもないうえ、風呂に入るのがものすごくしんどかったので、ある意味これが一番辛かったかもしれない。

 

f:id:nyarumeku:20150612121224j:plain

※画像はボカしてあります。

 

当然だが、出血レベルになれば缶ジュースにもギフトケースにも触ってはいけない。強制退去だ。自分の身体にも気をつけつつ重たい荷物をスピーディに運ぶのはなかなか骨が折れた。

 

ちなみに万が一缶ジュースを落としてしまうと、傷ものになってギフトには詰められないので、それは廃棄扱いになる。女性は落としてもせいぜい数缶ぐらいだが、男性はもし落としてしまえば24本全てがダメになる。作業中は気が抜けない。

 

データ入力のバイトが脳を使った精密作業だとするなら、工場のレーンの仕事は肉体を使った精密作業である。几帳面さという単語と縁遠い私にはなかなかのハードワークであった。

 

ハードワーク具合を数字で示すなら、クーラーの効いた室内で作業しているのに、1.5リットルのドリンクを飲み干してまだのどが渇くぐらいを想像してもらえばいい。ひたすら動きまわると大量にエネルギーを消費することが感じられるバイトである。

 

ドリンクといえば、メーカーの工場にはその社の製品以外は持ち込んではいけないというのは共有された暗黙のルールだと思っていたが、そうでもないらしい。女性陣の一部が他社製品のドリンクを持ち込んで社員に注意されていた。

 

夕方の作業終了後、ロッカーを見てみるとどうやら私の荷物は一つも盗まれていなかったよう。幸運な限りである。もとから財布には必要最低限の現金しか入れていないが、せめて日雇いの最中ぐらいは安心して仕事に取り組める環境が欲しいと思うのは、ぜいたくな話だろうか。

 

総括

工場のレーン関係の単発バイトは、とにかく単純作業の繰り返しですね。30分もあれば体が手順を覚えるので、そんなに難しいことは無いと思います。ただ、男性は体力がそれなりにある人でないと、けっこうきついかもしれません。

 

逆に言えば、体力がある人にとっては楽な部類の仕事だと思います。覚えることもないですし、ひたすら同じ作業の繰り返し。意外と時間が早く過ぎていきますし、休憩時間も長くとってあります。他人と関わりたくない人にとってはありがたいバイトでしょう。

 

私は普段の運動不足がたたって翌日起き上がれませんでしたが、わずらわしい上下関係が無いのは良かったですね。ただ、女性はお局的なおばちゃん連中がいるので、社交性が重要なのは要注意。

 

他に単発アルバイトに参加してきたら、レポしたいと思います。
 

関連記事: ニートが日雇いバイトのサイトを比較しておすすめ5つを決めるよ