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ブログの一年記念日―Webの彼方に埋没せずに書き続けてこれた今日を祝おう―

雑感

このブログを書き始めてから一年がたちました。

 

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ブログを一年のあいだ書き続けられる人は、全体の半数以下の割合だという政府の調査結果もあるなかで、よくぞ続けてこれたものだと思います。

 

一年が経過し、現在このブログのページビューは月に124291PVとなっております。名古屋という局所的なスポットの記事や、日雇いバイトのような非常に限定的な対象に向けた記事を書き続けているにもかかわらず、これだけ多くの人に毎月見ていただいていることを嬉しく思っております。

 

それだけ、取り上げたお店の料理や日雇いバイトの中身が興味をひくものだったのかもしれません。振り返ってみれば、その中身を満足にお伝えできていない記事もあって、自分の至らなさを恥じるばかりです。

 

今回は、たった一年とはいえ何事も三日坊主で終わらせてしまう私が、ちゃんとブログを継続できたあかしとして、この1年間を振り返りたいと思います。

 

私がブログを始めたきっかけ

私がブログを始めたきっかけと言えば、大きく分けて二つあります。

 

一つ目は、ニートである自分を振り返る記録(ログ)のようなものが欲しかったからです。

 

大学院時代に先輩や指導教官から何度も言われた「どんなに良い考えやアイディアを持っていても、それを論文や発言にしないのであれば、いないのと同じ」という教えを思いだし「とりあえず思いついたことを書きつづるようなブログを書こう」と考えたのが始まりだったように思います。

 

社会との接点を持たない私が、自分の存在証明をするのにブログという手段を選んだわけです。

 

個人的にこの試みは成功だったと思っていて、ブログ開設から今まで両手では足りないほどの「ブログを読んだ」という方からのご連絡をいただきました。なかには、ニート時代の私を支えてくださった人もいらっしゃいますし、今でもツイッターなどで連絡を取ってくださっている方もいらっしゃいます。

 

もしも私が“ここ”にいることを示さなければ、こういった連絡は一つも無かったことでしょう。「どんなに良い考えやアイディアを持っていても、それを形にしないのであればいないのと同じ」とはまさに、今何かを考え、悩んでいる人に私が贈りたい言葉でもあります。

 

ブログを始めた二つめの理由は、以前にも書いたことがありますが、Webライターとして自分のものにならない記事を量産していくことに疑問を感じたからです。

 

 

Webライターとして外部のメディアに寄稿、投稿する記事も自分のブログに書けば立派な資産になります。当時、私は記事の一つ一つを切り売りすることに疑問を感じ始めていたわけです。その時に抱いた疑問は、正しかったのではないかと今では思っています。

 

テレビの視聴者や飲食店のお客さんなど、一人一人が第三のメディアであると言われるこの時代。メディアに情報を提供するのではなく、自分がメディアとして情報を発信していく感覚は、とても面白いものでした。

 

結果的に出演することこそありませんでしたが、ブログを通してローカルテレビ番組のスタッフさんから声がかかったことも、ただのWebライターとして名前も顔も出さない状況ではありえなかったことでしょうしね。

 

 

読者の方からのレスポンスを期待して書くこともありますが、基本的には今後も自分が発信したいと思った情報を書き続けるというスタンスをできる限り維持しつつ、ブログの記事を積み重ねていければと思います。

 

今後の展開は?

実は、ブログの方針として前々からずっと考えてきたことがあります。それは、名古屋の魅力的な土地や建物を情報発信していきたいということです。

 

これまでも散発的にいくつかの地域やお店を紹介してきたのですが、どうしても局所的過ぎて「そのお店に行くためだけに名古屋に行きたい」という“人を呼べるようなコンテンツ”と呼ぶには難しい状況でした。

 

もちろん、なかには「〇〇市から、こないだ取り上げていた××というお店に行ってきました!」とご報告を下さる方もいらっしゃって、本当にうれしく思っています。お店によってはブログに取り上げられて以降、いろんな人が訪れるようになった例もあるようです。

 

これは私のブログがどうとかいう話ではありません。もともと魅力的な料理やサービスを提供しているお店がインターネットという場にのったことで、より多くの人の目に触れるようになったというだけのことだと思っています。私のブログはあくまでその場の提供をしているだけです。

 

ですが、もともとは書き手として記事を書いていたこともあってか、そうしたお店単体では難しい名古屋の地域のストーリーというものをもっと上手く伝えていくことができないかなと思うようになってきました。

 

たとえば、千種区の「覚王山」というエリアは非常に魅力的ですが、多くの人は覚王山から日泰寺までの参道にあるお店しか知りません。参道から一歩外れた細道に何があるかを知らないのです。

 

これは当然のことで、私自身も初めて行くエリアで目的地以外の場所を散策するなんてことはそうそうありません。ですが、実際には覚王山の参道を一本外れるだけでも面白いスポットがあったり、隠れた名店があったりするわけです。

 

そうした地域のストーリーというものを編集して、上手く伝えていけないかなと考えています。そのストーリーの伝え方はいくつか思いついていて、実行段階に移すために現在は色々なエリアを散策中だったりします。

 

他にも、日雇いバイトや読んだ本の感想など、これまでと同じような情報も伝えていくとは思いますが、一年というブログの節目とともに新たな情報発信の形も築いていければなと考えている最中です。

 

まだまだ書き手の私同様、未熟でどうなるかも分からない「無職透明な日々はナニイロに染まるか」ですが、このブログがナニイロに染まるのか、今後も温かい目で見守っていただければ幸いです。