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大学院を修了してニートになった既卒がアルバイトや派遣の面接を切り抜けた方法

日雇い バイトと副業

私は大学院の前期課程を終える時、就活も進学もしなかったので無職のまま大学という場を離れていくことになりました。当然ですが、そんな私が暮らしていくには先立つものが必要です。

 

そこでアルバイトや派遣として日銭を稼ごうと考えました。

 

とはいえ、「既卒のクセに資格の勉強をしているわけでもなく、無職の私が無条件で採用されるわけがない」とも考えていたので、必死に履歴書や面接対策を練っていました。

 

今回は、そんなニート時代の私がアルバイトや派遣の面接を切り抜けた方法についてお伝えします。ちなみに、この方法は既卒1年目までは使えますが、それ以降の人には少し難しくなるので、ご注意ください。

 

まずは仕事経験を作ること

自慢じゃありませんが、私は大学院を修了するまでロクにバイトをしたことがありませんでした。奨学金と実験や授業補助のわずかばかりのバイト代で全ての生活費をまかなっていたからです。

 

そのため、「〇〇の仕事をしたことがあります」と言える経歴が一つもありませんでした。「これは不味い」と感じた私は、まず職務経験を作ることにしました。

 

その時に役立ったのがショットワークスでみつけた日雇いや単発の現場での肉体労働の仕事。基本的に、肉体労働の仕事は人手が第一なので、面接もまずありませんし、応募すると同時に現地集合で現地解散が決定する仕事がほとんどです。職業経験無しの無職には、体力さえあればいいということがものすごくありがたい。

 

ただ、以前にもご紹介したことがありますが、単発のアルバイトや日雇いの経歴は基本的に職歴には書かないのが通例です。別に書いてはダメということも無いでしょうが、面接者によっては良くない評価を下す人もいるという話なので、避けたほうが無難でしょう。

 

 

そこで私は職歴の欄ではなく、備考欄や志望動機の欄にこれまでの職業経験を踏まえた志望動機を書くことにしました。

 

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たとえば、学会運営や出口調査のバイトに応募した時の備考欄は以下の通り。

 

“高校時代は運動部に所属していただけでなく、肉体労働の現場でも仕事経験があるため体力には自信があります。多少力が必要な仕事でも問題なくこなせると思います。また、その際に業務上必要なコミュニケーションに関しても学んでいるので、初対面の方とも物怖じすることなく話すことができます。”

 

備考欄に記入できることは、200~300文字ぐらいなのでこのぐらいで十分でしょう。「私は問題のない人間ですよ!」というアピールを嘘の無い範囲で書いていました。

 

別に、いくら採用が厳しくともせいぜいアルバイトや派遣程度なので、当たり障りのないことを書いておけば問題ありません。

 

幸いなことに、学会運営や出口調査のような人気の仕事も含めて、他の方がガンガン落とされるような仕事でもまだ一度もNGを食らったことは無いので、決して役に立たないやり方ではないと思います。

 

ちなみに、単発バイトの仕事の見つけ方は以下の記事に書いているので参考にしてください。

 

 

職業は売れないフリーライター

そして、今現在自分がなにか他の仕事についているかも聞かれるのですが、これが一番の困りもの。職業経験は作れても、職歴なんてものは今すぐに作れるものではありません。

 

そこで本職の人には本当に申し訳ないのですが、売れないフリーライターという設定を作ることにしました。実際、その時私はクラウドワークスなどのクラウドソーシング上で企業や個人から様々なライティングの依頼を個別に引き受けるまでに至っていたので、ライターというのも嘘ではありませんでしたしね。

 

つまり、私の肩書きは「個人事業主(文筆業)」でした。もちろん当時、開業届は出していませんでした。本当にただの肩書きレベルですね。ただ、この経歴は深く突っ込まれると面倒だったので、履歴書や応募要項には記入していませんでした。

 

面接などで「今は単発の仕事で生計をたてられているのですか?」と尋ねられた時のみ、「いえ、フリーでライターの仕事を請け負っています。仕事が空いた時に単発でアルバイトに参加している状態ですね」と応える程度。そのレベルなので、1年間バイトなどに応募し続けてきて、この“職歴”は1度しか活躍したことがありません。

 

今では既卒1年目で無職という人も少なくないため、職歴はないならないで構わないとは思いますが、質問されたときにどう回答するかは考えておいたほうが無難です。たとえば私の場合は、「大学院を出てまでなんで派遣に?」と聞かれることが多かったので、この質問には入念に準備をしておきました。

 

せめて、現在は「求職活動中で……」とか「資格を取得している最中で……」といった将来のことを見据えた回答ができるぐらいの準備はしておくとよいでしょう。

 

面接時はピシッとした格好で

面接のときには、基本的に身綺麗な恰好をしていくことを気を付けました。スーツなどを着て行く必要はありません。気を付けていたと言っても、私がやっていたのは以下の4つぐらい。

 

  1. 服装はテーラードジャケットにシャツ、チノパン、綺麗めなシューズ、時計
  2. 髪は短髪で
  3. 爪は切っていく
  4. 筆記用具、印鑑、身分証明証など必要になる可能性が高い道具を持ち歩く

 

古臭いと思われるかもしれませんが、意外と見られているのが時計。それなりの世代の方だと、いまだに腕時計を身につけているかどうかは指摘されますね。あと、女性の担当者だと気にすることが多いのが、爪。私自身は特に言われたことはありませんが、他の方が注意されていたので、短くそろえておいたほうが無難です。

 

そして、担当者から別に何も言われなくても、筆記用具と印鑑、身分証明証の3点セットは常に面接には持っておいたほうが良いです。

 

何も言われていなかったのに、実は必要だったということも少なくありません。あとは姿勢を正してハキハキしゃべることに気を付けておけば、それほど難しいことはないでしょう。

 

仕事が終了した後は

求人情報サイトによっては、プロフィールの欄に職歴とは別に「これまでやったことのある業務内容や自己アピールを書く欄」が用意されていることがあります。

 

私は一つ仕事を終えるたびに、この自己アピール欄に体験した仕事を書くようにしていました。具体的には以下のような感じ。

 

これまでの職業経歴

接客販売業、什器の搬入出、調査補助業務、選挙の出口調査業務など

 

まあ、もちろんあまり書きすぎてもマイナスポイントにしかならないので、後半は自己評価にプラスに働きそうな経歴を中心に4,5つぐらいの内容を書いていましたけどね。

 

個人的には接客業(サンプリング、クレジットカードの販売etc…)や出口調査あたりの経歴はプラスに働きやすいのではないかなと思います。この辺の経歴がある人はガシガシ書いておくとよいでしょう。

 

この辺をしっかりやっておくと、サイトによっては職歴のある人限定の“限定公開バイト”などを報せてくれるところもあるので、いろいろと役に立ちます。実際、私も何件か限定公開のバイトを請け負ったことがあります。めんどくさいかもしれませんが、マメにやっておくことをおすすめします。

 

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まとめ

はっきり書いておくと、アルバイトや派遣の面接なんて基本はものすごく簡単です。少なくとも、就職活動に比べればやさしいことは間違いないでしょう。

 

たとえ学生や主婦より不利な既卒の無職であったとしても、面接に落ちたとすれば、たいがいは準備不足のせいだと思います(個別の事情で致し方ない場合もありますが…)。

 

ですので、まずは「しょせんアルバイトや派遣の面接」とあなどらず、しっかりと対策をして臨まれることをおすすめします。そうすれば基本的に履歴書や面接の時点で落とされることはないでしょう。