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ボラバイトで農業のお手伝いに行くために石徹白地区へと1週間行ってきます

旅行記

さて、今回はボラバイトという有償ボランティアを使って、岐阜県の郡上市は「石徹白(いとしろ)」という地区へやってきました。

 

石徹白は岐阜県の中でも福井県に隣接する山間の地区で、昔は福井県の村だったこともあるのだとか。私鉄長良川鉄道の執着地点である「北濃駅」からさらにバスを乗り継いで数十分。標高700メートルの山間の盆地の中にひっそりとたたずむ人口270人の集落が石徹白地区です。

 

ただ、今回私が訪れたのは日曜日だったのですが、どうやら日曜はバスの運休日だそう。まあ、私の実家の近くだって一日一本しかバスは走ってないですしね。うん、田舎だからね仕方ないよね。そのため、今回は北濃駅から石徹白地区へ現地のボラバイト担当の農家さんの車で迎えに来てもらいました。

 

「石徹白にはお店がないですが、食材の準備などはよろしいですか?」と、農家さん。一応、個人商店はあるそうなのですが、開店休業状態で閉まっている日も少なくないのだとか。うちの地元だって最近やっとコンビニができたしね。うん、田舎だからね仕方ないよね。

 

事前に話を聞いていた私は、「大丈夫です」と答えていざ出発。車で14㎞の道を登り、山越えしたところで「ここが石徹白です」というお声が。ここがこれから一週間お世話になる石徹白地区です。

 

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「ここから見える家の中に石徹白の8、9割ぐらいの世帯が集まっています」と農家さん。コンパクトシティです。"のどかな"という表現が似合う景色。なんというか、落ち着きますね。

 

というか今気づいたんですが、ここまで一度も車が停車することがなかったですね。「田舎だと時速60kmの車で1時間後に本当に60km先に着ける」なんてギャグもありましたが、確かに当然のごとく信号はないですね。私の地元も隣村は信号が一つもないのでおあいこです。……さっきから何を張り合っているんでしょうね。

 

そんなことはともかく、それから農家さんはわざわざ休日に車を使って地区内をぶらぶらと案内してくれました。

 

まず最初に立ち寄ったのが「白山中居神社」。もともと、石徹白地区は白山信仰の神道の村だったらしく、この神社がある意味石徹白の中心的なスポットなのだとか。

 

そのため、こちらの神社があるエリアへ向かう道路には、道の上を渡すように注連縄がかけられており、お清めをしてから神社に入ることになります。

 

鳥居をくぐり抜け、石の階段を降り、川にかかった橋を抜けたら本殿です。

 

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なんとも"神社らしい神社"の造り。樹齢1000年を超える杉の木が林立しており、神聖な空気が漂っています。場所によっては1500年の大杉も存在するのだとか。私も神社の空気が好きでアルバイトをしたこともあるのですが、良い意味で観光地化されていない土地。「凛と澄んだ空気」とはまさにこういうことを言うのでしょう。

 

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こちらの本殿の彫刻があまりにも素晴らしかったので、「この彫刻はすごいですね」と農家さんに伝えると、「なんでも京都御所の門の彫刻をした方が最後の作品に作ったものらしいですよ」とのこと。確かに、横の説明書きにもそう書いてあります。

 

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そういった歴史的背景を説明されなくても一目で分かるぐらい精巧で美しい造りの本殿。神社自体の雰囲気と相まって神聖さを感じさせてくれます。祀ってある神様も、神話で何度も目にするレベルの神様ばかり。神社ファンなら一度は訪れても損はないと思います。

 

そんな神社でこれから一週間お世話になることをお祈りし、また地区内をぶらぶら。神社のある方面を抜け、民家が並ぶ地区へ。

 

「もともと石徹白は白山信仰の神道系の宗教だったのですが、後から仏教の流れも入ってきたみたいで」と案内されたのですが、確かにこちらの民家の側には仏教系の宗教施設がいくつか立ち並んでおり、地区の中心地にもなっています。

 

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なるほど、こういう宗教と暮らしが密接にかかわっている地域は面白いですね。他にも石段を登ってみれば「大師堂」と呼ばれる別の仏閣が。

 

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それにしても大師堂に置かれていた、このRPGのボスキャラに出てきそうな石像はなんでしょう。正直、不思議でたまらないのですが、だれもこれについては教えてくれませんでした。不思議です。

 

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そうやって地区内をぶらぶらと案内され到着したのが、私がボラバイト中に宿泊する予定のペンション大杉。昔はスキー客用のペンションとして建てられたようですが、現在ではボラバイトやその他の宿泊客の受け入れ施設となっています。

 

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さて、ここから私のボラバイト一週間が始まるわけです。いったいどんな一週間になるのでしょうか。